バイオナノマニピュレーションシステム

ナノマニピュレーションシステムに基づいたナノラボラトリ

本研究では、マイクロレベルからナノレベルまで,実験解析に基づいた理論と応用に関して研究を行っています.電子顕微鏡下でのナノマニピュレーションシステムに基づいたナノ計測,ナノ加工,ナノ組立てを実現した“ナノラボラトリ”を構築し,これまでは実現が困難であったマイクロ・ナノデバイス創製を目指しています.電子顕微鏡としては,電界放射型走査型電子顕微鏡(FE-SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),また環境制御型電子顕微鏡(E-SEM)内でのナノマニピュレーションシステムを構築し,実時間・3次元環境下において,ナノ材料の加工・計測・組み立てを行うことが可能です.

環境制御型電子顕微鏡(E-SEM)内でのナノマニピュレーションシステムを利用して,モデル生物である線虫の内部の細胞を制御するために,ナノビーズをインジェクションするための手法に関して研究を行っています.

  1. Masahiro Nakajima
  2. Takahiro Hirano
  3. Masaru Kojima
  4. Naoki Hisamoto
  5. Naoya Nakanishi
  6. Hirotaka Tajima
  7. Michio Homma
  8. Toshio Fukuda
  9. Local Nano-injection of Fluorescent Nano-beads inside C. elegans based on Nanomanipulation
  10. 2012 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robotics and Systems (IROS 2012)
  11. 3241-3246
  12. October 7-12, 2012
  13. Vilamoura, Portugal